平成22年12月某日 新潟県の魚沼市という山あいの風光明媚なところにお住まいのご夫婦が 訪ねてこられました。なんでも奥さんは中国人で16歳の娘さんを中国 黒竜江省から日本へ呼び寄せるために、入国管理局へ2回申請したとので すが、いずれも不交付(いわゆる不許可のこと)で落胆しています。との事で 当事務所より色々とたずねてみると、一回目の申請はご自身で申請書を作成 したそうで書類の不備があったようです。二回目は東京の某事務所に申請を 依頼したそうですが残念ながら不交付となったとのことです。 そこで、申請した書類関係を注意深く点検してみると、最も肝心な中国関係の 重要な書類(複数)がなく、それらの書類を一式取り揃えて再申請した結果、 平成23年4月25日付で、めでたく東京入管から許可を取得いたしました。 ご家族様の大喜びの表情は私たち職員一同の疲労も吹っ飛ぶような素晴らしい ものでした。 同年6月、この娘さんが来日いたしました。 来日の当日、ご家族の方から来日のお祝いということで、食事をともにとの事。 とても充実感のある嬉しい一日になりました。 平成22年12月某日 岩手県の漁村に住む、好青年が中国黒竜江省の女性と結婚したそうで、この奥さん が日本に入国できるように、入国管理局へ許可申請をお願いしたいとの依頼を受け ました。 申請にあたり、色々とお話をお聞きすると、この旦那さんの年収が比較的少なくて アパートにお住まいとの事で奥さんの在留許可を取得できるか大変不安だとの事。 当事務所としても、この申請にあたり長年蓄積してきたノウハウをフルに活用し、 仙台入管へ申請し、その20日後(平成23年1月31日)にめでたく許可を取得致 しました。 同年4月某日、奥さんが来日し、このご夫婦の前途に幸あれとお祈り致しました。 大震災が発生したことから、現在は大阪府に転居され、夫婦仲良く生活されている との連絡を受けました。この若いご夫婦に幸多かれと切に願っております。 |